2025.07.05 こもれびの家すずらん
短冊に込めたひとつぶの想い
七夕の笹に、願いの風がそっと吹きました。
今年もご利用者の皆さまと一緒に、七夕飾りを作りました。
色とりどりの色紙を折って作った提灯や吹き流し、小さな星たちを、
一つひとつ心を込めて飾り付け。笹の葉が嬉しそうに揺れていました。
短冊には、それぞれの思いが静かに綴られて・・・。
「家族が元気でいられますように」「もう一度、旅行がしたいな」「みんなの願いが叶いますように」
——どれも、その人の人生がにじむような願いばかり。
最後に全員で手を合わせ、「願いが届きますように」と静かに祈りました。
いつもより少し長いお願いの時間でした。願いごとって不思議ですね。
書くだけで少し心が軽くなったり、前を向けたりする、そんな小さな魔法みたいなひとときでした。


















